1.インプラント治療とはこれまで入れ歯やブリッジでしか対応の出来なかった歯を失った部分に、天然歯の根の部分の代わりをする人口歯根を入れて、再び噛む機能を回復させる治療のことです。
2.入れ歯では噛むことが難しかったものも噛めるようになります。
3.入れ歯のように取り外す必要がなくなり、人前でも口元を気にせず、食事やおしゃべりが楽しくなります。
4.インプラント治療は、お口の中の機能回復と自然な審美性を追求した新しい治療法です。
こんな場合にインプラントをお薦めします。
●奥の歯が抜けたためブリッジができない。
●ブリッジにするため健康な歯を削りたくない。
●抜けている歯の数が多くブリッジでは支えきれない。
●入れ歯に抵抗がある。
●事故などの外傷で歯を喪失した。
インプラントと従来の治療法との違い
▼前歯部一本欠損の場合 上の歯 | |||||||||
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▼臼歯部から歯が欠損している場合(遊離端) 下の歯 |
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▼完全に歯がない場合 下の歯 |
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インプラント治療の流れ
Step 1 初診インプラント治療に関する相談と説明
Step 2 診査
病歴や健康状態に関する問診、口の中の検査、レントゲン写真や歯型の採取
Step 3 診断
治療方針、計画の決定と説明
Step 4 手術
●外科手術によって顎の骨にインプラントを埋め込みます。
●3~6ヶ月後にインプラントに人工の歯を連結するためのパーツを取り付けます(小外科処置を伴います)。
※詳しくは「インプラント手術の手順」をご参照ください。Step 5 人口の歯を製作
技工士さんがあなただけの人口の歯をカスタムメイドで製作します。
Step 6 人口の歯を装着、完成
人工の歯をインプラントに連結して完成となります。
インプラント手術の手順
1.奥歯が1本抜けてしまった状態です。
従来はブリッジや入れ歯で治療していましたが、それでは残っている歯に負担がかかったり、傷つけたりしてしまいます。
2.残っている歯のために、インプラント治療を選びました。
まず、歯が抜けてしまったところに、インプラントを植え込むためのスペースをつくります。
3.インプラントを植え込むためのスペースにもともとあった歯の形に合わせたインプラントを植え込みます。
4.インプラントを植え込んだら、歯肉で蓋をして約3ヶ月~6ヶ月待ちます。
この期間を治癒期間と呼び、この間にインプラントが顎の骨と一体になります。
5.インプラントと顎の骨が一体になったら、インプラント支台装置を取り付けて人工の歯をかぶせます。
6.インプラントによる補綴(歯の再建)処置が完成した状態です。
歯があったときと同じ感覚が回復します。残っている歯の状態も良くなります。
インプラントQ&A
Q1.誰にでも出来るのでしょうか?
A.通常年齢的には成長期が終わってからが対象となります。また、健康であれば年齢に特に上限はありません。糖尿病などの全身性の疾患がある場合は状況によって異なりますので、先生にご相談ください。
Q2.手術が嫌なのですが
A.インプラントは専用の器具で精密に外科処置しますので、一般的には歯を抜くよりもあとの治りが良好です。
Q3.治療が終わるまで、どれくらいの期間がかかるのですか?
A.インプラントを骨に埋める処置をしてから一般的には3ヶ月から6ヶ月待ちます。その後、人工の歯の台になる部分をインプラントに繋ぐ処置をして数週間待ってから最終的な人工の歯が入ることになります。
Q4.自分の歯のように噛めるのですか?
A.はい。インプラントはあごの骨にしっかり結合し、その上に人工の歯が連結されますので違和感なく、ほとんど自分の歯と同じ感覚がよみがえります。
Q5.インプラントの寿命は?
A.インプラントは人体との親和性に優れ、腐食しにくいチタン素材を使用していますが治療後の清掃を怠りますと天然の歯と同様に歯槽膿漏になり抜け落ちることもあります。
インプラント治療を受けた方は特に口の中の衛生状態に気をつけ定期的に検診を受けることが長持ちさせる秘訣です。
インプラント治療のメリット
1.自分の歯と同じように噛むことが出来ますので、違和感がありません。
2.健康な隣りの歯を削ったりするような処置が必要ありません。
3.見た目も自然で、人前で口元を気にせず食事やおしゃべりを楽しむことが可能です。
こんな場合にインプラントをお薦めします。
●奥の歯が抜けたためブリッジができない。
●ブリッジにするため健康な歯を削りたくない。
●抜けている歯の数が多くブリッジでは支えきれない。
●入れ歯に抵抗がある。
●事故などの外傷で歯を喪失した。